プロレス団体、格闘技団体は自転車操業するくらいなら身の丈にあった運営が必要?

プロレス

この例のウイルス騒ぎでK-1が開催されたことで批判を浴びることになりました。この時期に開催するのは当然批判を浴びることになります。ただ、一方で自転車操業で興行をしているのだから、ここで開催しないと運営が危ないという意見があります。

以前のブログに例のウイルスとプロレス団体や格闘技団体のことについて書きました。

例のウイルスによってわかったプロレス団体、格闘技団体の未来

プロレス団体や格闘技団体の脆弱性が浮き彫りになり、無理して興行しているのではないかということを思いました。

このようなことを続けると業界自体が衰退していくことになるのでは危惧しています。

プロレス、格闘技共に身の丈のあった運営をしてない?

基本的には私は新日本プロレスしか見ないですが、他の団体にも新日本プロレスの選手が参戦していることもあるし、YouTubeでたまに見かけるので、他団体も気が向いたら見たりしています。

格闘技はRIZIEが地上波で行うので、見る時もあります。

そこで思うことがあります。

各団体身の丈のあった運営してますか?ってことです。

活動休止になったプロレス団体W-1は大田区総合体育館で大会をを行いました。

活動休止になる団体が大田区総合体育館で試合???そんなことしているから活動休止になるのは当然だなと思います。

大田区総合体育館は6000人ほど入る会場です。6000人を埋められるなら活動休止にはなりません。なぜ大田区総合体育館で大会をしたのでしょうか?疑問です。

例のウイルスで批判を浴びたK-1はさいたまスーパーアリーナで大会を行いました。これも20000人ぐらい入る会場に6000人しか入っていません。例のウイルスのことがなくてもよくて倍の12000人がぐらいだったのではないかと考えます。

さいたまスーパーアリーナが埋められないのになぜそこで大会を開くのでしょうか?これだと利益にならない、むしろ赤字になるのではと思ってしまいます。

他にもその会場でする意味ってあるのか疑問に思うことが多々あります。

どこの団体も身の丈にあってない運営をしているように思います。もちろんビッグマッチ限定の大きな会場でしれいるのかもしれませんが、それにしても団体の規模を考えながら運営をしているように思えないです。

身の丈の合わないプロレス、格闘技運営をしているから利益が上がらない→無理して興行を行うという負のスパイラル

例のウイルスで興行を開催しないプロレス団体、格闘技団体が持たないことが浮き彫りなりました。

もちろん、まったく興行を開催しないと団体が持たないのはわかります。ただ、持たなすぎでしょというのが率直な感想です。

なにか緊急時に大会が開催されないことだってこのウイルス以外にも考えらえます。日本は災害が多いのでその影響で大会が開催されないことだってあると思います。

物理的に会場が使えず大会が開催されない時はどうするのでしょうか?

そのような時のことを全く想定していないように感じます。

きちんと身の丈に合った運営をすることで、利益を少しずつ上げらないのでしょうか?

小さい会場で行うや選手のギャラの減らす、運営上のコストを見直すとかやりようがあるように素人的にはそう思います。

プロレス団体や格闘技団体を統廃合が必要なのでは?

団体が多すぎると思います。多分個々に良い選手はいるのに団体が多すぎるために、団体の力が弱く、選手まで光が当たらないように思います。

例えば、プロレスであれば、日本は新日本プロレスがトップです。他団体の選手で新日本プロレスに参戦するともっと目立つのになと思う選手は実際にいます。

近年だと鷹木信吾がそれにあたると思います。他団体を辞めて新日本プロレスに参戦するとよい試合を連発して新日本プロレスには欠かせない選手になりました。

このように団体の力が強いと、他団体で活躍していた選手は、さらに業界での地位が上がります。

団体の力を強くすることで各選手に光があたり、良い試合が目立ち、団体が潤い、選手にそれが還元されながら、団体は利益を上げる。そして、もしもの備えができると思います。

それには団体の統廃合は必要だと思います。そして、それによってあぶれた選手は小さいところからするしかないのかと思います。

団体は選手を守ることは必要ですが、過度に守る必要もないと思います。

だって皆さん・・・プロですよね。

プロなら突然解雇ってあると思います。冷たいようですが、プロってそんなもんなのではないでしょうか?

プロレス団体や格闘技団体は少し盛り返しているとはいえ、やはり一部の団体という状況であると思います。このまま行くと一部の団体と他の団体の差は開く一方になると思います。

今の団体数で個々が力をつけるのは無理があると思います。団体の力がつかないと団体に携わっている方々の報酬があがらず、力量のある選手やスタッフは力のある団体に行ってしまうと思います。そのためある程度力がある団体にし、流出を防ぐためにも統廃合必要なのではないかと私は思います。

プロレス団体、格闘技団体は身の丈に合った運営をして利益をあげる、団体の力を上げるために多すぎる団体の統廃合を行って、利益をあげることが必要になってくると私は考えます。