【新日本プロレス】戦略発表会の木谷オーナーの発言に思うところあり

プロレス

2022年7月7日に新日本プロレスの戦略発表会にて木谷オーナーが新日本プロレスに対しての不満をぶちまけてつつ、物申していたことがファンの中で反響を呼んでいます。

そのことについてあえて今、触れようかと思います。なぜ今なのかはブシロードグループのプロレスの海外戦略に関係しているここにきて私が今感じたからです。

木谷オーナーが新日本プロレスに対して「古い、遅い、固い、変化を嫌っている」発言

木谷オーナーが涙ながらに「古い、遅い、固い、変化を嫌っている」と新日本プロレスに対して不満をぶちまけていました。不満をぶちまけるとは私の主観で思ったのであえてそう書いています。

これに対してはファンの中では好意的に受けている人が多いのかなと思っています。

私はこの涙ながらに不満を言っている姿に何も感じなかったタイプの人間です。

何故私が木谷オーナーの発言に何も感じなかったのかというと、新日本プロレスって古くて、遅くて、固くて、変化を嫌っている団体なの?ってことです。

本当に古くて、遅くて、固くて、変化を嫌っているなら、他団体に選手を参戦させることや一部の選手に新日本プロレスではできない試合を選手に許可しないと思います。

さらに、本当に変化を嫌ったりするなら、他団体にいた選手を所属契約したりもしないと思います。

ここ数年は変化がないように見えたかもしれないですが、暗黒時代から他団体にいた選手を必要であれば契約したり、暗黒時代からいろいろ試行錯誤していたと思います。

木谷オーナーはそのあたりはわかっているのでしょうか。

私は涙ながらに訴えていた木谷オーナーを見て、団体批判している俺かっけーみたいにしか見えなかったです。

あえてあの場で批判したのは何故でしょうか?新日本プロレスを変えていくぞという号令のつもりでしょうか?

そんなことをすると失敗するというのは過去の新日本プロレスのオーナーを見ていればわかりそうなものなのですけどね。

木谷オーナー道場システムを批判

木谷オーナーは道場システムを批判し若い人がもっと個性をだせるようにと批判を展開していました。下記に一部発言を記載しました。注意点として下記の発言はスターダムの育成のことや声優の育成を引き合いに出しながら発言をしていました。

「もっと若い人が実戦に出られる場を。100回の道場よりも1回の実戦だと思うんですよね。小さな会場では別にヤングライオンメインで構わないと思うんですよね。一人前にならないと(メインに)出しちゃいけないみたいな空気があるんですよね。僕は違うと思います。過程を楽しみたい人もいっぱいいるので」と持論を展開。黒パンツ、坊主頭からスタートするヤングライオンについても「まず個性をなくすところから始めるって、もうこれいったいいつの話だって話ですよね。150年前の発想ですよ。今は個性をどれだけ出すかって時代ですよ。最初は無個性でいいと思いますよ、一瞬。でもどんどん個性を出せる場を積極的に短期間に作ってあげるべきかなと考えています」と変革の必要性を説いた。

https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/njpw/4304954/一部抜粋

上記の発言はもっともらしいことを発言しているようになっていますが、これの発言にも私は異論があります。

木谷オーナーはLION’S GATE(ライオンズ・ゲート)ってう興行があったこと知らないんですかね。

ヤングライオンや若手中心の興行がかつては存在してそれが無くなったのってあなたがオーナー時代ですよね。

2015年から始めて2018年に終了しています。この時代って木谷オーナーの影響下にあることですよね。

もしかして、あれですか、LION’S GATE(ライオンズ・ゲート)を勝手に新日本プロレスが無くしたことでの恨みからのヤングライオン中心の興行がないって揶揄って発言しているのですか?

新日本プロレスは定期的にLION’S GATE(ライオンズ・ゲート)、かつてはNEVERも若手中心のベルトでそれを使って若手を育てた時代があったのですよ。

上記の木谷オーナーの発言だとあたかも今まで新日本プロレスが若手を育てていないといった発言なのでそれにはうーんという感じです。

さらにスターダムの育成を褒め、新日本プロレスを批判するのはいかがなものかと思います。

男子と女子の違いもありまし、それぞれのカラーもあるので育成に関して比べるのはいかがなものかと思います。

新日本プロレスは育成に関しては慎重なのは致し方ないかと思います。

超新星というものに対して新日本プロレスは慎重なのだと思います。超新星っていう売り出し方をすると失敗とまではいかないものの、上手く行きづらいところがあると感じているのではないかと思います。

スーパースターを生むのはとても大変で、本人の努力は当然ながら、時代というもののタイミングも必要だし、いろいろなものが合致してないと上手くいかないかなと思います。

それに、きちんと鍛えないと怪我につながり、最悪の状態になるかもしれないので、慎重なんだと思います。

そのため新日本プロレスはヤングライオンから海外遠征、帰国後活躍というこの流れは崩さないように思います。オカダでさえこのシステムで今があることを忘れていけないのかなと思います。

ただ、私もスピード感がないかなとも思っています。ヤングライオン早めに海外遠征に行ければよいのかもしれないです。

新日本プロレスは50年という歴史があるので、その歴史から学びながら、進んでいるので、革新的でないように見えますが、確実に前に進むようにしていると思います。

なので、あのタイミングで木谷オーナーがあの不満たらたらの発言をすることに怒りを感じたので今回久しぶりにブログを書きました。

多分私の考えも古いのかもしれないです。ただ、暗黒時代なんかに比べたらしっかりと新日本プロレスはファンを楽しませてくれているように思います。

ブシロード体制になってから新日本プロレスになったファンからしたら木谷オーナーの発言は正しく聞こえるかもしれません。私のように木谷オーナー発言に懐疑的なファンもいて、今の新日本プロレスを信じている人がいることもしってほしいです。